スイトピア×イアマス連携事業「エクストリーム?バイオロジーズ展 ― 極限環境で生きる、眠る、漂う」
2025年12月6日から14日まで大垣市スイトピアセンター アートギャラリーにて、スイトピア×イアマス連携事業「エクストリーム?バイオロジーズ展 ― 極限環境で生きる、眠る、漂う」が開催されます。本展は本学のプロジェクト活動であるエクストリーム?バイオロジーズについての研究活動の紹介、作品制作、ワークショップの記録などを展示します。
近年の異常気象、水や大気の汚染、そして放射性廃棄物による影響は、生命の限界を押し広げています。地球が過酷な環境へ追い込まれる中で、生命は生存のために適応を迫られ、切迫した状況です。本展では、現状において生命がどのように極限に耐えているかだけでなく、生命にとって過酷で不安定化した地球でどのように進化できるのか可能性を探ります。テーマの中心に、驚異的な耐性をもつ微小生物?クマムシの存在があります。真空や高放射線、極端な温度にも耐えるクマムシは、生命の可能性を秘めた存在です。展示している作品群は、この「ラディカルな生物学」から着想を得ています。地球上の生命の未来について考える時、本展が私たちの「生きている」という理解そのものを揺さぶり、急進的でありながら奇妙な適応の形を目の当たりにし、生命の可能性を見出してもらえたらと思います。