- 発行
- 2007年7月
まず見て思うのは、表紙が無いということでしょう。背の部分のみを残して、表紙?裏表紙共に破られているのは、IAMASを卒業しても、それは終わりではないという「未完成」感を出すためのデザインです。人の手によって一つ一つ破り取られたそれは、それだけで同じものが二つない唯一無二のカタログとなります。雑誌風に作られた本誌は、紙も雑誌のようにラフなものが使われ、レイアウトも堅苦しさを感じさせないものとなっています。それでいて崩されすぎることもなく、今も尚IAMAS2007の様子を鮮明に伝えてくれるのです。